老舗の和菓子

日本の老舗の和菓子というものはどんなものがあるのでしょうか。和菓子自体が長い伝統を持つものですから、それを売るお店も中には江戸時代創業やそれ以前のものもあって、それぞれの店が独自の和菓子を作っています。このあたりは、数年前にテレビドラマにもなったあんドーナツでも取り上げられていましたが、老舗の和菓子屋の職人さんたちが創意工夫を持って、思い思いの和菓子を一生懸命に作り上げている姿は感動的です。
伝統的な和菓子を守ろうとする人もいれば、新風を和菓子業界に持ち込もうとする人もいて、本当におもしろいものが最近は出てきたような気がします。その中でも、東京日本橋の榮太樓總本鋪は、昔ながらの江戸菓子を守る老舗としての代表格でしょう。中でも、きんつばや榮太郎餅は特に有名で、代表的な江戸菓子になっています。
これに対して、関西の京菓子は、庶民的な味というよりも、茶道とともに発達してきたということもあって、上品な味わいを前面に押し出す傾向があるようです。たとえば、京菓子司総本家よし廣の八つ橋まんじゅうなどは、伝統的な京菓子の流れを引きますが、その中にも新しさを加えようと努力している老舗です。
私が食したのは、京都の三大祭りをかたどったおまんじゅうのセットだったのですが、本当に目で見ても味わえるようにということが考えられた和菓子でした。セットのそれぞれのおまんじゅうが、秩序と調和を保って、まるで京の町並みのような感じで、飾られているのには感心しました。
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