もち粉を使った和菓子

もち粉を使った和菓子にはどのようなものがあるでしょうか。もち粉は、もち米を粉状にした米粉の一種ですが、いろいろな和菓子に使われていて、実に応用範囲の広い粉です。たとえば、うんぺいという素朴な和菓子は、砂糖に粉を混ぜて、ぬるま湯を加えて、乾かした簡単なものです。簡単ですけども素朴な味わいがあって、おいしいとの評判です。
他に、もち粉を使った和菓子としては、おこしやあられなどがあります。おこしやあられには、ただもち粉を加工して成形しただけの簡単なものもありますが、現代風の和菓子ではこれに様々なものを加えて、味わい深く仕上げてあるものが多くあります。
たとえば、様々な種類の豆やごまを加えて、それをセットにして販売しているような和菓子店もあって、その彩りや味わいの多様さには目を見張らされるようなものもあります。もともとが、ひなあられなどは行事菓子でしたので、それ自体を食べるというよりは、おめでたい行事の彩りとして考え出されたもので、多様性に富むのは当然と言えます。
他に、もち粉を使った和菓子としては、ぎゅうひ(求 肥)と呼ばれるものがあって、これは、白玉粉に砂糖や水あめを加えて、それらを練り上げて餅状にしたものです。純白で柔軟性があるので、牛の皮に似ているところから、昔は「牛皮」「牛脾」とも書いていたそうです。それが、仏教思想に基づいて鳥獣肉を食べなかった時代にその字が嫌われて、「求肥」と書き改めるようになったといわれています。
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